過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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17:
2012/03/30(金) 20:31:01.41 ID:S2fDDXur0
杉坂の言っていた通りだった。こいつは、誰かに自分のヴァイオリンの演奏を聴いてもらうのを、楽しみにしているのだ。
杉坂の方を見ても、顔をうつむかせたままこっちを見ようとしない。

朋也「ああ……悪いな。土曜と昨日は、ちょっと忙しかったんだ」
仁科「そうですか……。今日は、どうですか?来る時間は、ありそうですか……?」
朋也「……まだ、わかんねぇ。だけど、行けそうなら行くよ。久しぶりに仁科の演奏聴きたいし、な」

杉坂は、複雑そうな顔をしていた。それはそうだろう。仁科には無理して欲しくない反面、寂しがられるのもまた嫌なのだろうから。
そんな杉坂には気づかずに仁科は明るくなっていた。

仁科「わかりました。無理しないで、本当に来れそうだったらでいいですので」
朋也「ああ、ごめんな」

そう言って、仁科たちを見送った。

朋也(昼休み、杉坂に話を聞きに行くか……)


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