過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
1- 20
29:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/03/31(土) 20:49:19.90 ID:dQEmGPBvo



士郎「……なぁ、聞いてくれないか……?」


低い声。

それに僕は思わず「う、うん…」と言葉が出る。

士郎の口から出たのは、カレンと桜のことだった。

桜。

聖杯解体時において開放された女性で、士郎の後輩。

間桐家の当主であった間桐臓硯の抵抗が一番の頭痛の種であった。

結果的には、こうして救われている。

だが、しかしだ。

自らを縛る物が無くなったせいか、妙にアグレッシブらしい。

そりゃもう、20代の豊満な体を使ってあれこれらしい。

思わずジト目になる。

こいつは、また迷ってるのだろうか?

というかお前はカレンと結婚しただろうに。

今度、子供生まれるんだよな?

そう聞くと、彼はげっそりとした顔で口を開いた。


士郎「夢の中で、爺さんと言峰が毎日殺し合いしてるんだ…」


思わずワインを吹きだす。

つまりは、まぁそういうことだろう。

労わるように肩に優しく手を置く。

頑張れ、という意思を添えて。



そこで、気づいた。

肩にかかる手。

その方角を向く前に地面に引き倒される。

見れば、目の据わったランサーの姿。

え、うそ、マジで?

思わず混乱する。

上ずった声が出た。


「ど、どうしたランサー?僕に何か用、か……?」







<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/178.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice