過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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34:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/03/31(土) 20:58:03.75 ID:dQEmGPBvo



ランサー、ディルムッドの力は強い。

幼少からの厳しい訓練のせいか、この中で一番小柄な僕にはそれを押し返す力も無い。

だが、ランサーを見る。

どうも様子が可笑しい。

絶対に可笑しい。

ランサーの座っていた席を見る。

そこには他と色の違うドリンクが一つ。

まさか。

疑ってからは早い。

士郎に“解析”の魔術を頼むと抵抗を続ける。

士郎はそのドリンクを見て、「桜が俺に渡した奴か…？」と呟いた。



うん、それ絶対に盛られてるよね。

そう確信する。

だが、状況は好転しない。

ランサーがニヤリと、何処か色気すらある笑みを浮かべた。


ランサー「ああ、主。受け入れて、俺のゲイ・ボウ……」



おいまてふざけるなランサー！？

た、助けっ…！



イリヤ「ふんっ！」

ランサー「ぐふっ！？」


そこで、拘束が外れた。

見ればバットを片手に立つイリヤの姿が見える。

ああ、それで殴ったのか。

思わず感謝する。

ありがとう、本当にありがとう……！




直後、イリヤ判定
補正+2

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