過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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48:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/03/31(土) 21:09:01.51 ID:dQEmGPBvo
>>35：6



イリヤ「当然よ、貴方を守るのは私の役目だもの」


士郎もね！

そうイリヤが微笑む。

イリヤ。

手から零れた、守りたかった人。

今の彼女は、ちゃんと成長している。

士郎と同じく、カレンの持っていた聖骸布で仕立てたコートを着ている。

士郎と並べばちょっとしたペアルックだった。

守る側が守られる。

時間の流れというのはどうにも皮肉なものだ。

守ろうと思ってた彼女の方が圧倒的に強者となっていた。

いや、元々から彼女は強かったな。

自分のはただの押し付けみたいなものだ。

小さく苦笑する。

うん、彼女は強くなった。

もう、守ろうという押し付けがましい行為も必要ないくらいに。


「………」


潮時、なんだろうな。

そう思った。

今回の件は、フリーである士郎たちには関係ない。

加えて、協力者である遠坂やロード・エルメロイU世はその存在とポストは重要視されている。

末端の騎士で、裏切り者は僕だけだ。



やっぱり、潮時なんだろう。






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