過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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104: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/04(水) 21:37:55.90 ID:tomOSCzxo

杏子「――けど、そんなにすごいのかい? あいつの魅了って」

マミ 「え……?」

QB 「もちろん、強力だよ。なにしろ契約の対価だからね。
    その強制力は君たちが普段使っている並の魔法の比じゃないさ」

杏子「へぇ。じゃあ……」

QB 「ああ。ポーラの技量とは無関係だ。
    そもそも、願いに応じて生まれ変わらせる際に、ヌイグルミ方に直接埋め込んだものだから、
    正確にはポーラが術を使っているということですらないんだ。
    ……浮かべたり動かしたりしているのは、彼女だけどね」

杏子「……」

QB 「アレは、彼女の意思とは関係なく、生死とも関係なく、無条件に周囲を魅了し続ける」

杏子「……おい、それって」

QB 「……。そうだね。系統は同じだよ」

   杏子の父親に、かけられたものと。

杏子「……ッ」

マミ 「……キュウべえ」

QB 「人間の好みはバラバラだからだね。『全ての人を魅了する』 なんて条件をクリアするには
    他に方法がないだろう?」

マミ 「そういうことじゃ……」

杏子「いいよ、マミ」

マミ 「佐倉さん……」

杏子「いいって。コイツの無神経をイチイチ気にしてたら胃がもたないよ」

マミ 「……」



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