過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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◆D/8.giurYc
[saga]
2012/04/01(日) 21:07:31.19 ID:Lhi6iNH5o
「本当にいいんだね?」
その生き物――宇宙から来たエネルギー回収員だと名乗った、ネコともウサギともつかない白い獣は、
そう念を押してきた。
「ええ」
私は、即答する。
「……」
すると獣は沈黙する。
いつも無表情なその顔に浮かんでいるのは、躊躇かそれとも困惑か。
「なに? 無理なの? 今さら無理だとか言うの?」
「……。いや、無理ということはないよ。
君の想いは本物だ。エントロピーを凌駕して、ソウルジェムを輝かせることができるだろう」
「じゃあ、何をそんなに渋るのよ」
ため息を、獣は吐いた。
仕方がないなぁ、とでも言いたげな。
本当に感情がないのだろうか。なんだか、ぜんぜんそんな感じがしないんだけど。
「今は問題なくても、後々のことはわからない。
ただ、その手の即物的な願いは、モチベーションの続かなくなる恐れが大きいんだ。
僕としては、魔法少女になるからには、できるだけ長く活動して欲しいと思う。
そうでないと困るんだ。採算が採れなくなるからね」
夢のない話だ。
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