過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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189: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/07(土) 21:27:42.42 ID:1f3o075No

   長い説明を、つっかえることもなくスラスラとよく喋る。
   練習でもしたんだろうか。

ライラ 「魔法の説明に移ります。私の固有魔法は、水の操作」

   言いながら、窓際におかれた花瓶を槍で指し示す。
   そして穂先を、ついっ、と振ると、その動きにつられるようにして花瓶の中の水が
   ぽちゃんと跳び出した。

   ライラがさらに槍を振るうと、アメーバのように不定形だった水のカタマリは
   彼女の方へと空中を移動しながら綺麗な球体となり、
   胸の前まで来たところで三つに分かれて、それぞれが鋭利なあの “水の矢” になった。

ライラ 「主に、このように矢の形にして武器として使います。
    他の形にもできますが、あまり複雑な形状を作ろうとすれば時間も魔力も消費します。
    また水に限らず液体なら大抵のものは扱えますが、これも不純物の割り合いが高いと
    精度と魔力消費率が低下します。具体的には、海水ぐらいが限界です」

ライラ 「次に欠点ですが、その場にある水しか操作できません。
    つまり、生み出したり、量を増やしたりといったことは不可能です。
    大気中の水分を抽出するといったことも今はまだできません。
    ただ、霧が出ていれば集めて操作できます」

ライラ 「また、扱えるのは目視できる範囲の水に限ります。
    今のように花瓶の中の水という程度なら可能ですが、
    例えば今この場所から海の水を操作することなどは不可能です」

ライラ 「以上です」

   締めくくりに一礼し、浮かべていた水を花瓶に戻すと、ライラは変身を解いた。

   てか長っ。
   説明長っ。



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