過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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252: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:02:13.00 ID:FYS5Fqjlo

ポーラ「固有魔法のことなら、もう聞いたって言ってるの。ミンカからね」

   答えながら、左の爪で斬り上げる。
      ..
以下略



253: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:03:28.35 ID:FYS5Fqjlo

   受け答えの間も攻防は続く。

   突き、斬撃に足技や爪の伸縮を織り交ぜたポーラの多角的な連撃を、
   杏子は右手一本に構えた槍と体裁きのみで的確に凌いでいく。
以下略



254: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:04:19.05 ID:FYS5Fqjlo

   斬り払い。

杏子「……だったらなんだ?」

以下略



255: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:05:20.40 ID:FYS5Fqjlo

杏子「……」

   かがんでかわす。

以下略



256: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:06:13.34 ID:FYS5Fqjlo

   杏子は何もしていない。
   ただ少し、怒気を放っただけだ。

   それだけなのに、ポーラは全身が竦み上がって動けない。
以下略



257: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:07:46.79 ID:FYS5Fqjlo

杏子「……」

   受けて、杏子は一歩も動かない。

以下略



258: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:08:34.69 ID:FYS5Fqjlo

杏子「これが四十年の差だよ。理解できたかい?」

   冷たく見降ろしながら、杏子は告げる。

以下略



259: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:09:24.35 ID:FYS5Fqjlo

杏子(もっと賢い奴だと思ってたんだけどな……)

   しかしその希望は、敢え無く崩れた。完膚なきまでに叩き潰された。
   それゆえの激昂。
以下略



260: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:10:21.29 ID:FYS5Fqjlo

ポーラ「――ぁああッ!!」

   が、流石というべきか。
   倒れ込むその勢いをそのまま利用して、空中回し蹴りを放つ。
以下略



261: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/09(月) 21:11:22.39 ID:FYS5Fqjlo

ポーラ「っづあぁあ!!」

杏子「おう、なかなか」

以下略



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