過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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◆D/8.giurYc
[saga]
2012/04/02(月) 22:20:35.94 ID:X4rBSSVso
ポーラ「……」
彼女たちの得体の知れない大きさに、再び圧されかけて、
ポーラ「……そうよ」
だけど私は、胸を張る。
ポーラ「『全ての人を魅了する、世界一のテディ・ベア』」
. .. ...
ポーラ「おじい様から頂いたこの子を、そういうものに生まれ変わらせること。それが私の願い。私の祈り」
半分ぐらいはやけっぱちで。
残りの半分は、誇りを持って。
あるいは単純に、言いたかっただけなのだ。
これまで誰にも言うことのできなかった真実を、自慢したかっただけなのだ。
だって私は、一つの後悔もしていないのだから。
マミ 「……」
ほむら「……」
ポーラ「……何か、文句ありますか?」
マミ 「……。いいえ」
ほむら「ええ、ないわ」
ほむら「あなたはそのために魂まで差し出している。それほどの想いを否定する資格なんて、
誰にだってありはしない」
マミ 「そういうことね」
ポーラ「……」
ほむら「さっきは術に飲まれまいと反射的に抵抗してしまったけれど、
あなたのプライドを傷つけるつもりはなかったのよ。ごめんなさい」
ホムラさんは、そう言って謝って、軽くだけど頭まで下げてくれた。
悪い人ではない、のだろう。きっと。二人とも。
なら、いいか。
うん。いいや。
そんなことよりも、最強の魔法少女だという彼女たちにもアルフレッドの魅力が通用したということを、
素直に誇ろう。
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