過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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◆D/8.giurYc
[saga]
2012/04/03(火) 21:45:17.64 ID:I5kVwxtvo
ポーラ「さっき自分で言ったじゃない。助っ人を頼まれたから来たって。
つまり力を買われてってことでしょ? 魔法少女としての力を」
ライラ 「そうだ。それがどうした」
ポーラ「だったら、魔法の力がなかったら、あんたはここには来ていない。
つまりここにいるあなたは魔法頼りの紛いものってことじゃない」
ライラ 「……何を言っている。それとこれとは」
ポーラ「同じよ。魔法は魔法だわ」
ポーラ「魔法少女が、魔法を否定してどうするのよ……!」
ライラ 「ッ……」
杏子「……へぇ」
杏子が何やら声を漏らす。
見ると感心したような顔をしていた。こっちは話がわかるみたいね。
だからって、許さないけど。
ポーラ「そんな程度の認識で、よくも偉そうに語れたものね。
いい? 魔法は決してインチキでも幻でもない、この世界に確かに存在して、
実際に作用する力なの。手品なんかとはわけが違うのよ」
ライラ 「こ、この……新人の分際で……!」
. . . . . .
ポーラ「うるさいわよ。先輩の分際で、素人みたいなこと言わないで」
ライラ 「ぐ、く……っ!」
ポーラ「フン……認めたくないなら、そんなに紛いものがいやなら、マケドニアとやらに帰れば?
ゴンドワナだっけ?」
ライラ 「タンザニアだ!」
ポーラ「『知ったことか』」
ライラ 「きッ……さまあ!!」
シュイーン、キラッ!!
うわ、変身しやがった。
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