109: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 17:53:42.16 ID:pzsDwIZD0
さわ子「ふふ、可愛い娘に会えたら幸せでしょ?」
梓(……!?)
私は目を見張りました。
110: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 17:57:31.46 ID:pzsDwIZD0
まさに誰かに恋に落ちた瞬間にスキャったなら、考えられない事もないですが……
それでも、その一人に対して数値が急上昇するのを目撃する位でしょう。
さしもの私も、こんな事例は初めてです。
111: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:07:56.03 ID:pzsDwIZD0
さわ子「昨日、ちょっと良いな〜って思ってた人に振られて。
一晩ヘコんだんだけど、朝起きたら妙にスッキリしてて。
学校来たら可愛い娘ばかりで。
あ、女の子って良いな……って」
112: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:10:07.80 ID:pzsDwIZD0
さわ子「それで気付いたの」
さわ子先生はどんなカップリングが……
さわ子「私が顧問やってる軽音部って、超々素敵な娘揃いじゃない?」
113: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:12:17.02 ID:pzsDwIZD0
さわ子「はぁぁ……可愛いわ、可愛い。
今まで生きてきて、こんな気持ちになった事なんてなかったわ」
私の頬に手をやりながら、さわ子先生は甘い吐息を吐きます。
114: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:14:05.68 ID:pzsDwIZD0
でも、夕日にきらめくさわ子先生はとっても綺麗で、すっごく良い匂いがします。
こりゃあ、つい静観してしまっても誰も百合にゃんを責められませんね。うん、仕方ない。
さわ子「でももう間違ったりしない。
115: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:15:56.42 ID:pzsDwIZD0
突如、さわ子先生が私を抱きしめてきました。
うーむむうむむ。
ムギ先輩や澪先輩みたいに、『女性らしい身体の中に、まだ未成熟さも兼ね備えてる』と言うのもたまらなく絶品なのですが……
116: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:17:57.89 ID:pzsDwIZD0
梓(うむ、これも百合道を極める為の勉強だぁ。
ここは静観よぉ)モゾモゾ
さすがは勉強熱心な百合にゃん。
117: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:20:15.07 ID:pzsDwIZD0
さわ子「あらあら、そんなにイヤイヤして……
ゴメンね。急に抱きしめたりして、驚かせちゃったかしら」
先生は体を少し離し、私の両肩に手をやった状態で優しく言います。
118: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:23:59.77 ID:pzsDwIZD0
さわ子「梓ちゃん……」チュッ
!!? 上に乗っかられて唇にキスされたです!? これはなんてI wan ちゅー!?
梓「あ、あああの先生? こ、こここれは一体……っ」
119: ◆oPuBYIiV7iIQ[saga]
2012/04/08(日) 18:26:36.18 ID:pzsDwIZD0
梓「だ、ダメですっ、こんなの……!///」ムギュゥ
今の私にかかれば悪魔さんも謝り、鬼神さんも撃破出来るでしょう。
泣きそうな顔でひと暴れしました。
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