77:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 04:52:43.37 ID:3af2/qzC0
純一「それでも、俺たちは自分から戦いの道を選んだ。先輩にそれを否定する資格は……ない、と自分は思いますが」
はるか「……ん」
純一「……そもそも、なんであなたはそんなに路美雄を気にするんです?」
はるか「え?」
純一「あなたは偶然路美雄に助けられた、ただそれだけのはず。話によれば知り合いでもなかったらしいですし、あいつは、そう、ただの後輩というべき。でも、あなたの言い分はまるで……あいつの姉みたいだ。いや、犬の飼い主みたいな言い分ですね」
はるか「そ、そんな……!?」
純一「俺にはそうにしか見えない。あいつがやりたいことを真っ向から否定して、あなたはなぜか庇護しようと必死だ。まるで捨て犬を拾った子供みたいですね?」
はるか「違う……! あの子には、助けてもらったから……だから……!」
純一「言い訳がましいのは嫌いです。……ここからは一人で帰ってください。俺は自分達の行為を否定されることが嫌いなんです。話も聞いてられません」
はるか「だ、だから違うの! 私はただ、ただ……」
純一「気をつけて帰ってくださいね。それでは」
タッタッタ……
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