84:|0M)<朔也……作者です
2012/04/05(木) 15:58:05.11 ID:3af2/qzC0
純一「……俺にかまってどうするんです?」
瑠璃子「……え?」
純一「俺と梨穂子はただの幼馴染です。そう、事件の前は……今は、ほら、俺はすごく醜い。俺、サングラスを外すたび、吐き気がしてしょうがないんですよ。おかしいですよね、自分の顔なのに」
瑠璃子「……」
純一「……そして、俺は変わってしまった。目の前で妹を殺されて、クラスメイトを殺されて、初恋の人も、挙句には親も殺されて……もう、俺は昔に戻れない。もう、見失ってしまった。俺は梨穂子の幼馴染である橘純一じゃない。仮面ライダーという仮面をかぶった、ただの復讐鬼なんですよ」
瑠璃子「……随分ないいようだね」
純一「それが真理ですから。……でも、うれしいですよ」
瑠璃子「ん?」
純一「梨穂子のそばに、あなたみたいな優しい先輩がいてくれて。……よろしくお願いしますよ」
瑠璃子「は? おい、そりゃあいったい――」
ガラガラ……バタン
瑠璃子「……意味深な言葉だねぇ。なんだったんだ?」
ガタッ!
<ひゃぁ!?
瑠璃子「おや? ……あれま、まさかあんたがねぇ……いや、案の定か」
???「……そ、その」
瑠璃子「……ちょっくら話しないかい?」
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