97:|0M)<朔也……作者です
2012/04/06(金) 06:50:25.42 ID:hFG+/1BF0
――あの日からもう二年、私も大学生になった。
――正確には、大学生は本業じゃなく、今では「仮面ライダー」が本業だ。
――二年の間、私も、みんなも、少しながらも変わっていった。
――私と逢ちゃんがライダーシステムの適合者として選ばれて、
――一年前からは、謎の怪物「アルビノローチ」が出現するようになった。
――日本全国だけではなく、世界全体にトライアルやローチが現れるようになり、組織の動きは一層と活発化している。
――そんな中でも……純一は、行方不明。
――私がトライアルEに狙撃された日、私を病院まで運んだあと、ふっと姿を消してしまった。
――トライアルEは姿を消したが、状況から見て無事ではないと予想されている。
――純一が放った必殺の銃撃、その威力は絶大で、公園を半壊させた。
――純一は特殊な融合体質を持っている。
――普段の融合係数は一般的なのだが、感情が昂るのと比例し、何倍にも係数が急上昇するのだ。
――感情が最高に昂った純一の力は絶大であるのと同時に、危険な可能性を秘めている。
――私は、それだけが、不安で、不安で、しょうがない。
――今、あなたはどこにいるの?
――なんで、姿を消してしまったの?
――私は、あなたの背中に立てるように、このバックルを持っている。
――今なら、私だって……。
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