166: ◆YItGnij4zE[saga]
2012/04/12(木) 22:19:58.51 ID:SvugOR1SO
圧倒的な光がぶつかり合い−
ライダー「クッ!」
セイバー「ハアァァァ!!」
−少しずつ、ライダーが押される
慎二「な、何やってんだよライダー!そんな攻撃さっさと押し返せよ!」
ライダー「分かってます!」
ライダーの纏う光は更に力を増し、少しずつセイバーの放つ光を押し返す−
−が−
ライダー「…しまった!」
−途端にライダーの光が小さくなった
慎二「な、何やってんだよ!手を抜くなよ!」
凜「…貴方の負けよ?慎二君」
慎二「な、何だと!?」
凜「ライダーが吸い上げた魔力が、尽きかけてるって言ってるのよ?」
−先にライダーの魔力が尽きたのだ
ライダーは魔力を一時貯めたが、所詮は魔力の持たない人間から無理矢理搾り取った魔力−
−少しずつとは言え、士郎から魔力が補給されるセイバーとは差が出てしまったのだ
−やがて、ライダーはセイバーの光に包まれた
慎二「あ、ああ!?本が!」
途端に慎二の持つ本が燃えだした
メタトロン「…なるほど、やはりその本が令呪の代わりでしたか」
メタトロン「しかし、役目を終えた本が消え去ろうとしてます」
−そして、本は燃え尽きた−
士郎「慎二…」
慎二「え、衛宮…!仕方がなかったんだ!うちの爺さんに脅されて、それで…!」
士郎「…歯を食いしばれ!」
バキッ!
慎二「グハァッ!」
士郎の渾身の一撃により、慎二は床にたたつけられた
凜「…ありがと、だいぶスッキリしたわ…私も殴りたいけど、その拳がもったいないわ」
セイバー「クッ…!(ドサッ)」
士郎「セ、セイバー!?」
スカアハ「まずい!魔力が尽きかけてるぞ!」
凜「このままじゃ消えてしまうわ!急いで家に戻るわよ!」
−こうして、決着はついた−
−校舎の半壊と、セイバーの魔力を代償にして−
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