過去ログ - 【Fate】ムーンセルで聖杯戦争　LV4【安価TRPG】 -SS速報VIP

過去ログ - 【Fate】ムーンセルで聖杯戦争　LV4【安価TRPG】

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45:1 ◆ZAbKV9lRg.[saga]
2012/04/04(水) 23:00:51.89 ID:Zgh/5+d+0
>>44

胸への愛撫はしばらく続いた。

穏やかな快楽に浸るような感覚がネロを包み、彼女は自身の呼吸が少しづつ早くなっているのを感じる。

目を閉じているので、次に何をされるかわからない。

寝ているフリをしているので、抵抗することもできない。

しかし、それに興奮している。

アストルフォの行為は、彼女の僅かな被虐願望を煽っているようだ。

アストルフォ「･･･ネロちゃん･･･んっ」

不意に、アストルフォが声を出した。

それにネロが反応する前に、彼女の唇に暖かいものが触れる感触がする。

そのままソレは口の中へと侵入してきて、何やら液体の味を舌の上に感じさせた。

ネロ（･･･んむっ！？なんっ･･･キ、キスか･･･そ、そういえばこれにも抵抗してはいけないのだな･･･）

自分はいま、寝ているフリをしている。

だから、舌を動かすことすらしない。できない。

･･･実際はどうだか判らないが、今の自分には抵抗することは許されていないのだ。

起きるタイミングを完全に失った彼女は、既に自分の身体を完全に明け渡すことを許していた。

アストルフォ「･･･ちゅっ」

アストルフォ「･･･んっ、れろ･･･んっ、ちゅう、ふぅっ、あむ･･･ん」

アストルフォ「ぷはっ･･･ふっ･･･ちゅぅぅぅぅ、むちゅ･･･ちゅぷっ･･･ネロちゃんの唇、美味しい･･･」

没頭。

そういった言葉が正しいように、アストルフォは無防備な少女へとキスを繰り返した。

呼吸が苦しくならないように時たま休憩を挟みながら、動かない舌を引っ張り、溢れる唾液を舐め取り、ぐちゅぐちゅと口内を犯していく。

その間も、胸への愛撫は忘れていない。

乳首をつまんでコリコリとされる感触に、ネロの吐息はついにはぁはぁと甘いモノになりはじめた。

それにアストルフォが気づいているのかはわからない。しかし、そのスリルが普段はない快楽を助長する。

ネロ（んっ、ぁ･･･だめだ、これ･･･癖になりそうな･･･）

他者に己を捧げている感覚に、皇帝は酔いしれた。

それとは逆に、アストルフォもまた女を自分の思い通りにしている様に興奮している。

―――やがて、ぎしり、とベッドに体重をかける音がして、ネロの心臓がドクリと跳ねた。

【次のプレイ】
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