過去ログ - 【Fate安価】みんなでかんがえたサーヴァントで聖杯戦争【皆鯖】2
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500:1 ◆0e.G9BzteE[saga]
2012/04/07(土) 19:26:21.13 ID:eOraaP+/0
選択3:もふもふする



「来い」


貴女は短く、命令する。
その言葉に、わんっ、と小さく啼いて、貴女の足下でお座りするわんこ。

貴女は今一度ラエラプスの全身を眺める。
いまいち貴女には、この猟犬の種類を判断することが出来なかった。
星形の痣が付いた白い毛並みの犬。すらっ、としていて、身体はとてもスマートだ。


「上がれ」


ぽんぽん、と自分の膝の上を叩く貴女。
一瞬、ビクッ、と身体を硬直させるラエラプス。
しかしどこかあきらめたような感じで、おとなしく貴女の膝の上に昇る。

貴女はゆっくりと彼の背を撫でる。
柔らかく、美しい白毛。その肌触りはどこかの高級な毛皮のようだ。
さすが神代の犬と言うべきか。

どうにかして組織の科学力で、この犬種を繁殖させられないだろうか?
この毛皮の量産化が成功した暁には、きっと第三帝国の重要な資産源になるに違いない。

そんなことを考えながら、貴女はわんこのあまりの毛の肌触りの良さについつい彼に抱きついてしまう。

まったく、栄誉ある第三帝国軍人たる私がなんて恥ずかしい真似を、
と考えながら、貴女はもふもふと膝の上で抱きしめられている彼の白毛に頬をすり寄せる。

端から見れば、そんな貴女の行動はまるで年相応の少女のようだ。


直後ラエラプス感情判定


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