過去ログ - 続・八幡「ぼくはきれいな八幡」雪乃「」
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975:1[saga]
2012/08/04(土) 01:40:31.44 ID:kyHKN6ci0
ハイヤーが静かに視界の外から消えると同時に雪乃は頭を軽く振り、校門をくぐる。
憂鬱な家の事情を意識的に脳裏から追い出した。

いけない。せめて学校にいる間は、家のことを考えるのはやめよう……。
楽しいことを考えようと意識したとき、自然に脳裏に浮かんでくるのは想い人の顔だった。

「……比企谷くんは、ちゃんとやっているかしら」

歩きながら口元が綻ぶのを自覚する。顔を見たら、どんな風にからかってやろうか…
頭の中で、会話をシミュレートする。自然と、足取りが軽くなった。
なんだか、うきうきしてきた。油断すると小声で歌でも歌ってしまいそうだ。


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