過去ログ - ブラック☆ロックシューター the game <或いはB☆RSもしくは黒岩射手の物語>
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12: ◆NBqxtzZQDs[saga]
2012/04/02(月) 22:50:55.98 ID:5n9oRvCP0


ダダダッ!ダダダッ!


重火器の威力はとてつもなく強力でロスコル達の所持してるマシンガンとは比べ物にもならず、手榴弾で
ようやく一発分といったところだった

動きが比較的遅いイーターは次々と破壊され、ホーネットは新たに現れた敵に対応出来なかった数体は同じように撃墜され
辛うじてよけた数体が反撃、腹部の銃身から光弾を発射する
それを少女は右にステップしながら発砲、今度は避けられなかったホーネットが跡形も無く爆発した


数十体の機械兵機は一人の少女によって一分も満たぬ間に全滅した。部隊の目の前にいたはずの脅威は最早おらず
ただ背を向けた少女の姿だけがあった


「ハハッ、すげぇ……」

「期待…出来そうだな」

「勝利の女神ご登場かぁ?」

「ケッ、またガキじゃねぇか」


仲間が感嘆の声を漏らす中、モーリスだけが不満そうに呟く


「助けてもらっておいてそりゃないだろう…なあ?」


こちらに背を向けたままの少女にロスコルは歩み寄るがその足は途中で止まる。なぜなら


ガシャ!


振り返った少女が重火器を向けてきたのだから


「!」

「!?」


モーリス達は咄嗟に銃を構え、ロスコルは手をあげる

少女は小首をかしげながらたずねる


「あなた達も、…”敵”?」

「違う違う!敵は攻撃してくる奴ら。俺達は”味方”、君の仲間だ!」

「…そう、分かった」


がしゃん、と背負うようにロスコル達を狙いからはずす。どうやらこの少女は敵という概念をいまいち理解出来ていなかった
ようだ




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