11: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:19:44.92 ID:1DElb+850
……………………
………………
…………
12: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:21:11.65 ID:1DElb+850
澪が独特で可愛らしい歌詞を書いているのは知っている。
もし、彼女が表現する様なメルヘンな世界が実在し、そこに住んでいる人間が居たとしたら……
その住人は、澪みたいな人なんじゃないだろうか。
13: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:23:33.98 ID:1DElb+850
和「大丈夫よ。ゆっくりお休みなさい」
そう言い、私は澪の髪の毛をそっと撫でた。
澪「……うん、あり……がとぅ……」
14: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:24:37.17 ID:1DElb+850
ひらり。
桜の花びらが一つ、澪の胸に落ちる。
15: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:28:45.64 ID:1DElb+850
私は、髪質と顔立ちの兼ね合いで昔からショートカットしか似合わなくて、子供の頃からストレートでロングヘアーの子を羨んでいた。
そして、桜が丘で澪に出会った。
長く美しい黒髪の、麗しい女の子。
16: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:31:29.64 ID:1DElb+850
和(澪……)
貴女も私に憧れてくれているの? だとしたらその気持ちはもっと進化するのかしら。
ーー私みたいに。
17: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:33:00.63 ID:1DElb+850
和「……澪」
絶え間ない胸の高鳴りと、不安と。嬉しさと切なさと。
色々な想いを感じながら、私はーー
18: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:34:31.45 ID:1DElb+850
ぼんやりと目を開き、ゆっくり起き上がる彼女に私はほほ笑みかける。
澪「ん……
私、寝ちゃってたのか?」
19: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:35:52.95 ID:1DElb+850
澪「って、もしかして私、和の上で寝てた!?」
和「そうね。気持ち良さそうに寝ていたわ」
澪「……あぅ」
20: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:39:35.01 ID:1DElb+850
澪「もう……夕方か。本当熟睡しちゃってたんだな」
澪はまだ照れ臭そうに頭をかきながら、ペンとノートを自分のバッグにしまって立ち上がった。
和「でも、夕焼けの中の桜と言うのも綺麗なのね」
21: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:43:14.19 ID:1DElb+850
……ごめんなさい。私は弱虫だから。
今日の事は、あなたの……桜のせいにさせて。
あなたがあまりに美しいから、それに飲まれておかしな気分になってしまったと。
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