過去ログ - 一方通行「イヤだ」part5
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/04/07(土) 19:34:20.66 ID:u4+8lCzpo

結標「ふ、見事に騙されてくれたわね?私の膨らんだお腹は服の中に適当な布を詰め込んでいただけよ!!」

 結標が嘲笑を浮かべながら軽くマタニティドレスを捲くると、
服の中から大量の丸まった布切れがドサドサと音を立てて滑り落ちて来た。
どうやら香焼くんが中に入っていたわけではなかったらしい。
犠牲になった香焼くんはいなかったんだね……よかった……


麦野「誰もテメェには騙されてねぇよ!!……ってそういや美琴がこいつの番号書いてたか」ハァ

一方通行「……なァ、今アイツの服ン中から出てきた布切れ、どっかで見覚えがねェか?」

垣根「あぁ……確か香焼くんがあんな柄のシャツ着てたよな……」

食蜂「そういえばあんな生地のズボン履いてたわねぇ……」

麦野「……布切れと化した香焼くんの服がショタコンの服の中から出てきたって事は……」

一方通行「……深く考えンのはやめといた方がよさそうだな」

垣根「花の一輪だけじゃ足りねぇな、菊の花束くらい用意してやるか……」

結標「それじゃ私はそろそろ行くわ、待たせてる人がいるの」クス


 うんざりとした表情の一行を尻目に、結標は妖艶な笑みを浮かべると己の能力を使ってその場から姿を消した。
何故香焼くんの服のようなものが結標の服の中から出てきたのか、待ち人とはいったい誰なのか、
香焼くんが結標に何をされ、今現在どういう状況にあるのか、それらは一切不明である。
我々に出来ることはただ香焼くんの無事を祈ることだけだ。

なお、今回もショタコンからの被害を受けずに済んだ一方通行が
ポーカーフェイスを保ったままこっそりと胸を撫で下ろしたのはここだけの秘密である。
何だかんだで彼はショタコンが現れる度に結構心拍数を跳ね上げたりしているのだ。



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