40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/04/07(土) 19:39:23.84 ID:u4+8lCzpo
御坂「本当に……」ギュッ
美鈴「うんうん……」ギュ
泣き顔を見られたくないのだろうか、御坂は顔を伏せたまま抱きつく腕にぎゅっと力を込める。
そんな御坂を、美鈴は「いつまでも甘えん坊な子だ」と、微笑ましく思いながら優しく包み込むように抱きしめ返した。
それに呼応するように、御坂は更に力強く美鈴を抱きしめる。
御坂「本、当、に……」グググググ
美鈴「……美琴ちゃん?お母さんの事が好きなのはわかるけど、
ちょっと力強く抱きしめ過ぎじゃない?痛くなってきたんだけど」
御坂「本ッ当にぃ……」ミシミシミシ
美鈴「ぐ、ゲフッ!!み、美琴ちゃん!?絞まってる!絞まってるか……ら……?」
ここに至り、御坂美鈴はようやく気付き、そして言葉を失う。
ゆっくりと顔を上げた娘は、御坂美琴の眼は、既に修羅の境地にあった。
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