716:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:10:49.80 ID:VYDWS/cpo
一方通行「なァにが『何かあったの』だ、白々しいンだよボケが。仕掛けの配置と内容考えたのオマエだろ」チッ
11111号「まぁまぁそんなに怒らないでくださいよ。
いくら、ドヤ顔で金庫の開け方解説した挙句
717:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:11:19.20 ID:VYDWS/cpo
11111号「しかしこうも思い通りに動いてくれるとは……フフ、やはりこのミサカの方が一枚上手なようですね?
あなたが思っている以上にミサカはあなたの事をよく知っているのですよ、
とミサカはちょっぴり乙女ちっくな事を言いながら渾身のドヤ顔で勝ち誇ってみます」ドヤァ
718:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:11:50.05 ID:VYDWS/cpo
11111号「フ、企画終了後を楽しみにしていますよ。それではミサカはこの辺で、
とミサカは一方通行を小馬鹿にした笑みを浮かべながら颯爽と休憩室から離脱します。
後はのんびり休んでください、今日一日お疲れ様でした」ガチャ
719:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:12:17.03 ID:VYDWS/cpo
食蜂「はぁ?私が調教されたですって?馬鹿言わないでもらえるぅ?私は常盤台の女王なのよぉ?
誰がどう見ても私はむしろ調教する側の人間でしょぉ?」ハッ
垣根「あぁはいはい、そうですか……」
720:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:12:42.95 ID:VYDWS/cpo
御坂「あのさ、とりあえずベッドに入らない?私もうくたくた……」ハァ
休憩室の入り口付近に立ったまま雑談を始めそうな空気を察し、御坂はぐったりと肩を落としながら牽制をかける。
721:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:13:16.82 ID:VYDWS/cpo
一方通行「……」
垣根「おぉ……」
722:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:13:42.74 ID:VYDWS/cpo
ベッドの中に一体何が仕込まれているのか。
現時点でわかっているのは人間大の膨らみを持った何かがベッドに潜り込んでいるという事だけだ。
とにかく慎重にいかなくては……前回の悲劇を繰り返すわけにはいかない。
723:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:14:09.75 ID:VYDWS/cpo
食蜂「えぇー?だったらもう布団の上から袋叩きにしちゃったらぁ?」
御坂「布団の中に入ってるのがゲコ太だったらと思うとそんなかわいそうな事出来ないわ……
それに仮に布団の中に入ってるのが黒子だったとしても袋叩きにして布団が血塗れになったらイヤだし……」
724:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:14:38.40 ID:VYDWS/cpo
御坂(この二人の息が合ってるって言うか、食蜂をシメる時だけ皆の心が一致する感じよね)
垣根「ふぅ……とりあえずこうして遠巻きに見てても仕方ねぇし、ちょっと近付いて観察してみるか?
中に潜んでるのが生き物なら呼吸やらで少しは布団が動くだろ」
725:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/20(日) 18:15:09.32 ID:VYDWS/cpo
声を潜め足音を殺し、一行はそろりそろりと膨らみのあるベッドへ近寄っていく。
御坂は『今回こそは乗り切ってみせる』と闘志に燃えていた。そして同時に『今回はいけるだろう』という自信もあった。
御坂の寝具に何かが潜んでいる、という状況こそ前回と一致しているが、明確に違う点が二つある。
一つは彼らが前回を経験している事。そしてもう一つ――
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