933:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/05/29(火) 23:54:16.36 ID:7IjFnlHxo
11111号(一方通行は今きっと、とてつもなく酷い目に遭っている……
ミサカの手も、目も届かないところで、ミサカ以外の誰かの手によって……)ムゥ
今まで、一方通行をそういう目に遭わせる事が出来るのは己だけだという自負が11111号にはあった。
この企画の間も、基本的に一方通行がシバかれる要因を作っていたのは彼女であり、
彼女は一方通行が己の手の平の上で踊るのを心底楽しく眺めていた。
しかし今は違う。一方通行は手の届かないところに連れて行かれてしまった。
無論それも彼女の計画の通りなのだが、一方通行が受ける仕打ちに関して自分が一切干渉出来ないというのはどうにも気に入らない。
一方通行が何処かで酷い目に遭っているという事実さえあればそれでいいと思っていたが、どうもそれは違ったらしい。
どうあっても自分主導で一方通行を弄りたいという想いが心のどこかに潜んでいたようだ。
11111号「……えぇぇい!!!」
11111号はガリガリと髪を掻き乱すと、懐から携帯電話を取り出し猛スピードでボタンをプッシュする。
コール音が十数回も続いた後、目当ての男はようやく電話口に現れた。
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