過去ログ - フィアンマ「さて、世界中とやらを確かめてくるか」
1- 20
5:matu
2012/04/06(金) 01:42:29.07 ID:0x/xzeV20
フィアンマ「なんだあいつ、急に切りおって」

フィアンマ「しかももう一度電話をかけようとしたら、つながらん。まさかこれがうわさに聞く着信拒否というやつなのか」

フィアンマ「……」ドウシヨウ

フィアンマ「……いいだろう、俺様は元『神の右席』のリーダー。この程度の苦難は鼻歌を歌いながら越えなければならん」

フィアンマ「まずは状況を整理しよう。ここがどこかわからん。あそこに見えるのは買い物に行っていた街とは違う街のようだ、どれくらいかはわからんが、力加減を忘れていたせいでかなり遠くまで飛んでしまったしな」

フィアンマ「とりあえずあの町へ行くとしよう。腹も減ったし、もし知っている街なら何処かへ行くのもわかりやすいからな」テクテク












 イギリス、ロンドン



フィアンマ「どうやらここはロンドンのようだ。勢い余って海まで越えてしまったか」

フィアンマ「イギリスといえば禁書目録が所属している『必要悪の教会』があるではないか。確実に俺様の顔は知れ渡っているだろう。禁書目録にいろいろとやらかしたしな」

フィアンマ「しかもここにはあのじゃじゃ馬第二王女がいるではないか。顔を合わせたらカーテナで確実に切りかかってくる」

フィアンマ「……ここはおとなしく腹ごしらえだけ済ませて別の街へ移動するのが無難か。海を越えてしまえば何とかなるしな」

フィアンマ「とりあえず、腹が減った。パスタが食いたい、どこかにいい店は無いか」グー



30分後



フィアンマ「……イギリスの飯は不味いと聞いていたが、まさかあれほどとは」グッタリ

フィアンマ「中途半端なものを食ってしまったからなんとなく満腹感がない。デザートでも食べたいところだが、先ほどのようなことになるのは嫌だ」

フィアンマ「確実に上手いと思えるものはないものか、俺様の肥えた舌を満足させるような逸品は」

フィアンマ「……そういえば、戦時中にロシアで食ったボルシチとピロシキも旨かったな。後シルビアの料理も見た目質素だったが旨かったな。侍女として修行していたことはある」

フィアンマ「……知り合いの手料理など食ったことがないな。そもそも俺様に友達はおらんし、ヴェントは料理が全然できない、テッラはパンだかは詳しかったがあんなエリマキトカゲがこねくり回したパンなど食いたくない。アックアはそれなりに料理ができるらしいが、主に戦場で食える簡単な物だ」

フィアンマ「ちなみに俺様はできんよ。右腕があれば可能だがな。料理に本来必要な道具、材料、下ごしらえ、調理、盛り付けを右腕をふるうわけで可能とする。いや、材料を出すのはさすがに無理だ」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
163Res/122.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice