過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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◆otXcqJ9cB.
[saga]
2012/04/07(土) 13:35:29.89 ID:FYBCzPKco
匂いを辿って街を行く。
調べたいと思う匂いは特別と分かりやすい。
魔力の反応もあるので、当然だ。
そんなことを思いながら到着した門の前に立つ。
だが、やけに人が集まっている気がした。
だが、家の敷地には誰も入ろうとしない。
それはこの結界によるものだろう。
そう当たりをつけ、中へと入る。
見れば、そこには崩れた家の瓦礫に腰掛けるセイバーが居た。
セイバー「また貴様か……」
セイバーが呆れたような声を漏らす。
それに貴女は尻尾を下げ、そして感じた。
瓦礫の山。
その隙間に潜り込む。
少し驚いたような、咎めるようなセイバーの声が聞こえた。
だがもぐり続ける。
そして、見つけた。
扉を開く。
そこには小さい少女が気を失って倒れていた。
迷わず服の襟を銜え、貴女は一気に駆け上がる。
セイバーは出てきた貴女と少女を見て驚いたように顔色をまた変えていた。
「……」
貴女は少し、抗議めいた視線を彼女に送る。
そして少女を背中に背負い、邸の外に出た。
見れば、近所に住んでいるであろう住人が驚きの声を上げる。
それに貴女は引き渡すように、ゆっくりと身を伏せていた。
夕方、自由行動↓3
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