過去ログ - 結「やっぱり桂馬君には敵わないよなあ」(神のみSS)
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19:1 ◆/5mmo/htMU[saga]
2012/04/06(金) 21:09:37.46 ID:/lOoac1x0


【第三章】


歩美に相談してから数日間、ボクは相変わらず月夜と美生の間を取り持とうと頑張っていた。依然成果はイマイチだが、
それでもふたりとも少しはボクの話を聞いてくれるようになった。マルスと色々作戦を考えながらちょっとは希望が見えて
きた気がする。月夜も美生も、ボク以外に話をするようなクラスメートは居ない。そんなのあまりにもつまらないだろう。2人の為にも、
ボクが頑張らなきゃっ!!

そんなある日、ボク達は歩美の国体出場の壮行会兼カラオケ大会を開催した。久しぶりに2Bペンシルズのメンバーが
全員揃い、遅くまで皆で食べて歌って楽しんだ。22時を過ぎた頃にお開きとなり、ボク達は店の前で別れた。

「送っていきますよ〜結さ〜ん」

「そうだぞ結〜。アンタ男の格好してるけど女なんだから、夜道の一人歩きは危ないぞ〜」

ボクは皆とは家が逆方向なので、必然的に1人で帰る事になる。いつもなら岡本さんが迎えに来るけど、岡本さんはもう
上がりの時間だったので、歩いて帰る事になった。エルシィとちひろが心配してくれたが、

「いいよいいよ、ウチはここから近いし。それにキミ達だって4人だからって油断したらダメだよ。歩美の足だったら
 逃げられるだろうけど」

「あたしはそんな薄情者じゃないわよっ!!いざとなったら、京と2人で、エルシィとちひろを抱えて逃げてやるわよっ!!」

「いや、あんたは出来ても私はムリだから……」

歩美と京がそれぞれ返事をする。分かってるよ。じゃあねと挨拶して、解散した。





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