過去ログ - 結「やっぱり桂馬君には敵わないよなあ」(神のみSS)
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◆/5mmo/htMU
[saga]
2012/04/06(金) 23:08:44.96 ID:/lOoac1x0
***
ディアナさんはいつマルスを怒りに来るんだろうか。その機会は思ったより早くやってきた。
「あの〜結さ〜ん?今日空いてますかぁ〜」
放課後、歩美抜きでバンド練習した後にエルシィが誘ってきた。
「いいけど。どうしたのエルシィ?何か買い物?」
ボクの返事を聞いたエルシィはパァっと明るくなると、その後少しトーンを下げて神妙な顔になり
「(実は神にーさまが結さんをウチに連れてこいって言ってるんですよ。ディアナさんも待ってるみたいです)」
「(ああ、その件ね。でもどうして桂馬君まで?)」
「(うう〜、それがよくわからないんですよぅ〜。何だかにいさまとっても怒ってて、とにかく連れてこいとだけしか言って
くれないんですよぅ〜)」
どうしてだろう。でも桂馬君の家にお誘いいただけるなんて嬉しいな♪マルスには悪いけど、ありがと♪
「おお〜、何だ何だ2人でデートかぁ〜?あたし達も誘えよ〜」
ちひろと京が絡んできた。まずいなあ〜。とっさに目の前のエルシィを見て思いついた。
「ああ、エルシィが桂馬君の気持ちをもっと知りたいみたいで、これからふたりでギャルゲーを買いにいくんだけど
ついて来る?」
「え、ええぇぇ〜〜〜〜〜っ!!」
エルシィが涙目でボクを見る。しかしちひろと京を連れて行くわけにはいかない。ボクは小さくウィンクしてみせると
エルシィはがっくり肩を落として、肯定した。
「うえ〜、きも〜い。あたしパース。別にオタメガの気持ちなんて知りたくないし。ちひろはどうするの?」
「あっ、あたしもどうでもいいしっ、桂木なんてどうでもいいしっ!!」
ちひろは顔を真っ赤にしながら帰って行った。わかりやすいなあ。歩美もいれば、もっと面白かったかもしれないなあ。
こうしてボクは、項垂れるエルシィと、ボクの中で恐怖で震えるマルスを慰めながらカフェ・グランパに向かった。
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