過去ログ - 結「やっぱり桂馬君には敵わないよなあ」(神のみSS)
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◆/5mmo/htMU
[saga]
2012/04/07(土) 21:14:13.16 ID:AfM0/nRk0
【第七章】
こうして2日目も、ボクは森田さんのタクシーに乗り、美生のパン屋でスコーンを買ってそのひとつを森田さんに渡し、
カフェ・グランパに向かった。周囲には家のしきたりで花嫁修業をしていると説明している。バンド練習もお休みで
ちひろに文句も言われたが、3日間だけだからと何とか納得してもらえた。美生には花嫁修業の先生が、スコーンが好物
だからと言って売ってもらっている。
「……アンタの家って、純日本家屋よね?そこに来る先生がスコーンなんて食べるの……?」
やや訝しがられたが、何とか誤魔化せた。そしてグランパに着くと、桂馬君にエルシィと一緒に森田さんの状態を報告し、
スコーンを食べながら作戦の確認や修正をする。お茶会は最初の一日目だけで、月夜は居なかった。まあ、月夜も対象
だから、作戦の内容を知らせる訳にはいかないが。
「よし、森田も順調に美生の事を気にかけているようだな。もうひと押ししておくか」
2日目の作戦会議で、桂馬君が言った。ちなみに森田さんは相変わらずこちらに何も聞いてこない。ボクが
質問するな、というオーラを発しているからかもしれないが。それでもエルシィによると、だいぶ心が揺れ動いている
ようである。明日は3日目で、作戦の最終日だ。4日目には美生は月夜と仲直りをする予定だ。
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