過去ログ - 結「やっぱり桂馬君には敵わないよなあ」(神のみSS)
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84:1 ◆/5mmo/htMU[saga]
2012/04/07(土) 21:30:08.17 ID:AfM0/nRk0


「でも……」

ここで美生が少し恥ずかしそうに、もじもじしながら言った。

「昔、3人でアフタヌーンティーをする時はスコーンを一番上にしようって、みんなで決めたわよね?」

ああそうだ。確かそんな約束をした憶えがあった。思えばボク達が一番最初に遊んだ時も、ティースタンドの順番を
みんなで決めたんだっけ?月夜はやれやれと肩をすくめると、ティースタンドの一番上にスコーンをセットして

「早くしないと昼休みが終わってしまうのですね。美生、さっさと昼食を持ってくるのですね」

と言った。美生は「うんっ!待っててっ!」と言い残して、走って教室へ戻って行った。その姿を見送って、ボクと月夜
は笑い合う。マルスとウルカヌスさんも嬉しそうだった。今度はもう離れ離れにならない。いつか美生が上流階級に帰って
来たら、また3人でパーティーに行こう。ボクはそんな楽しい未来を想像して、笑みがこぼれるのだった。





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