過去ログ - キョン「何書いてんだ?長門」長門「……SS」
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1: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:01:04.00 ID:tuaHk6Xd0
キョン「エスエス? 聞きなれない言葉だが」

長門「ネット上で書かれる小説のようなもの。 ショート小説」

キョン「小説ねえ………」

それは、文芸部の活動か?
まあ、元々文芸部なのだから不思議ではないが。

長門「私の個人的な趣味。 部の活動とは違う」

趣味。
長門が趣味と言ったか。

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2: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:02:56.06 ID:tuaHk6Xd0
いつだったか、コンピ研の奴らとのこともあったし、
以前から長門にも趣味は存在した。
もはや驚くことでもないのか。

キョン「………見ていいかな」
以下略



3: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:04:21.25 ID:tuaHk6Xd0
「んっ……」
次第に痛みも失せ、快感が身体を支配する。
言葉など交わさなかったが
彼と私の腰の動きが完全に一つになり、さらなる快楽を求める。
具体的な意味も持たない、日本語の役割を果たしていない呻き声のような声が
以下略



4: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:06:31.75 ID:tuaHk6Xd0
長門「濡れ場。」

キョン「………。」

長門「………芝居や演劇において、情事のしぐさを
以下略



5: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:08:14.50 ID:tuaHk6Xd0

長門「私の小説では、興味をそそられない?」

キョン「いや、そんなことは………」
長門がこんな文章を書けることにびっくりしただけだ。
以下略



6: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:11:02.35 ID:tuaHk6Xd0
長門「待つ。」

キョン「あ、ああ………。」

長門「『宇宙人の並べた文章なんて気持ち悪いったらないぜ』」
以下略



7: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:13:56.49 ID:tuaHk6Xd0

長門「『宇宙人が日本語を使っている時点で滑稽だ。 インコに人語で罵られる方がまだ好感が持てる』」

キョン「日本語はいいんだよ! そうじゃなくて、ちょっとびっくりしちまっただけだ」

以下略



8: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:14:50.05 ID:tuaHk6Xd0

キョン「想像に任せる、ね………」
お前らしくない感じがするんだが。

長門「以前の私らしくは、ない」
以下略



9: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:16:50.17 ID:tuaHk6Xd0
長門「地球での活動のため、より人間に近い存在なる」

キョン「………まあ、そう言われると確かに自然の成り行きなのかもしれないが」

長門「あなたにも、もっと近づける」
以下略



10: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/06(金) 07:19:42.03 ID:tuaHk6Xd0
キョン「あー、ちょっと聞くが長門、これは受け取らないといけないものなのか………?」

長門「家でゆっくり読むといい」

俺は爆弾を持って帰らなければならないらしい。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]
2012/04/06(金) 08:48:33.10 ID:ryyomMP2o
vipの続きというか最初から?


12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]
2012/04/06(金) 17:23:20.36 ID:XQEsN1LAO
ほう


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/06(金) 23:26:39.68 ID:qXt25jlDO
長門熱が再燃してるオレにとっては得すぎる


期待


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/04/07(土) 03:34:21.17 ID:vtGeoRnQ0
乙。続き楽しみにしてます。
それとできれば投下が終わったらその旨を伝えてもらえるとありがたいです。


15: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:00:19.20 ID:BU3PnQD/0
俺が所属するSOS団のメンバーは5人。
大人数とは言い難い。
だから、というわけではないが、
そろそろドアの開け方だけで、それが誰なのか予想することもできるようになってきた
そんな時期というか、段階に入っている。
以下略



16: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:03:03.77 ID:BU3PnQD/0
ハルヒ「ふーん。」

ハルヒはすぐに俺から目を離して、長門の方に目をやる。
俺の不自然さには気づかなかったようだ。
わずかな時間だが、安堵する。
以下略



17: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:05:49.05 ID:BU3PnQD/0

長門「変なこと、とは」

ハルヒ「………ん。 まあ、大丈夫みたいね。 でも気をつけなさいよ?」

以下略



18: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:08:29.12 ID:BU3PnQD/0
キョン「遅かったな古泉」

古泉「クラスでちょっとやることがありましてね」

ここで上手く話を古泉側に振って俺と長門から意識を逸らせれば理想的なのだが――
以下略



19: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:12:45.58 ID:BU3PnQD/0
キョン「ああ、ちょっと………そ、そうなんだ。 腹が痛くてな、情けない話だが」

チャンスだ。
この言い訳で自然にこの部屋から失礼するとしよう。
小説という名の爆弾と一緒におさらばするとしよう。
以下略



20: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:13:51.33 ID:BU3PnQD/0

ハルヒ「ふうん………、団のホームページとかいじってたの?」

長門「あのサイトのソースは書き変えていない。 書いたのは個人的な、趣味の文章」

以下略



21: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:17:03.74 ID:BU3PnQD/0
ハルヒ「有希の書いた小説を見るのも久しぶりね」

好きなお菓子を買ってあげるよと親に言われた幼稚園児みたいな笑顔で、
画面をのぞきこもうとしているそいつの肩を、
俺は掴んだ。
以下略



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