過去ログ - キョン「何書いてんだ?長門」長門「……SS」
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17: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:05:49.05 ID:BU3PnQD/0

長門「変なこと、とは」

ハルヒ「………ん。 まあ、大丈夫みたいね。 でも気をつけなさいよ?」

以下略



18: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:08:29.12 ID:BU3PnQD/0
キョン「遅かったな古泉」

古泉「クラスでちょっとやることがありましてね」

ここで上手く話を古泉側に振って俺と長門から意識を逸らせれば理想的なのだが――
以下略



19: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:12:45.58 ID:BU3PnQD/0
キョン「ああ、ちょっと………そ、そうなんだ。 腹が痛くてな、情けない話だが」

チャンスだ。
この言い訳で自然にこの部屋から失礼するとしよう。
小説という名の爆弾と一緒におさらばするとしよう。
以下略



20: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:13:51.33 ID:BU3PnQD/0

ハルヒ「ふうん………、団のホームページとかいじってたの?」

長門「あのサイトのソースは書き変えていない。 書いたのは個人的な、趣味の文章」

以下略



21: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:17:03.74 ID:BU3PnQD/0
ハルヒ「有希の書いた小説を見るのも久しぶりね」

好きなお菓子を買ってあげるよと親に言われた幼稚園児みたいな笑顔で、
画面をのぞきこもうとしているそいつの肩を、
俺は掴んだ。
以下略



22: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:20:36.79 ID:BU3PnQD/0
キョン「いやあ、マジでいい天気だ。 こんな日は部屋の中でパソコンなんて見てたら、そんなことやってたら
バチが当たる。 俺はそう思うんだよ」

ハルヒ「………」

以下略



23: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:25:37.02 ID:BU3PnQD/0
俺は喋る。
一生分喋ったような、しかしその実、何も喋っていないような、スッカスカな感覚だった。
俺が喋っている気がしなかった。

ハルヒは見慣れない生物を観察するような目で俺を見ていた。
以下略



24: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:28:52.69 ID:BU3PnQD/0
そして、原因は俺である。
俺が絶対に言わないようなことをずっとまくしたてたのは、他ならぬ俺である。

………いや、でも、だって、しょうがないだろ。
じゃあどうすればよかったんだよ!
以下略



25: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:31:03.43 ID:BU3PnQD/0
ハルヒ「わかったわ」

キョン「何がだ」

ハルヒ「わかったの。 あんたは命令して、その………、それを書かせたんでしょ!」
以下略



26: ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/04/07(土) 05:33:02.61 ID:BU3PnQD/0
今日はここまで。


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 06:16:38.69 ID:qZS57Csm0
期待


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