794:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/07/22(日) 21:02:50.41 ID:BAlWuoC7o
「そうね。それが当然。でもね、でも、それでも私は考え続けたの。その中でも、何か特例はないの? 何かないの? また、あの時みたいに仲良くなれないのって…」
「ほむら、あんた、やっぱり優しいんだな。裏切られたり憎まれたりした事もあったのに、それでも、なんて…」
「これもぶっちゃけると、いつの時間軸でもさやかが一番魔女になりやすいから考えるようになったの」
「重ね重ねほんとうにごめんなさいいいっ!」
「いいのよ。それも含めてもう貴女なんだって思えるようになってきたから」
ほむらがさやかの頭をよしよし、と撫でる。
「ふわぁ、このなでなでが最近くせになりつつありゅう…」
「…それで、魔女になったとしても、何とか戦わずに済む方法をって?」
マミが問いかけ、ほむらは頷いた。
「…でも、これは本当に自分勝手な思いよ。結局、せめて身近な人だけでもっていう、それだけの話。他の時間軸で何度やっても駄目だった。何度やっても」
830Res/275.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。