過去ログ - ほむら「魔法少女の日常」
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801:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/07/22(日) 21:25:11.26 ID:BAlWuoC7o
「言葉は分からなかった。でも…気持ちは、感情は、伝わって来た気がした。痛いほどに。そして、ふと気が付いたら、私はプルプルをグリーフシードから…。きっと、あの時の私は、心が魔女に近かったからかも知れない」

「…で、ど、どうなったの?」

「その先の事は、良く覚えていないの。ただ、気が付いたら満身創痍で夕焼けの海岸に横たわっていて、手にはグリーフシードを握り締めていた。心が、とても晴れ晴れしていたのを覚えている」

「こんな時どんな顔をすればいいのか分からないわ」

「笑えばいいと思うぜ」

「そして、言葉は分からなくても、意思は通じるようになった。それからよ。他のグリーフシードでもそれが出来るようになったのは。こんな風に、魔女と戦わずに通じ合えるようになったのは。私は、魔法少女であり魔女になっていたのかもしれない」

「…あの、ほむら、魔女は、その、今の状態の魔女は…何か問題は無いの?」

「最初にそれを心配したけど、特に無いみたい。一緒に戦ってくれすらするし、グリーフシードが自分の魔翌力消費で黒ずむけど、ソウルジェムの力を吸わせると回復するの」

「逆かよ。ってか、お前自分のソウルジェム大丈夫か? 今ここに六人も居るんだぜ?」

「…私は、大丈夫だから」


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