過去ログ - 上条「これからもよろしく、美琴」美琴「うん//」垣根「俺も俺も」心理「はいはい」
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493: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/17(木) 07:51:46.21 ID:+3z2ARSz0
抱きしめられていたはずの美琴は、いつの間にか上条を抱きしめていた

互いの背中を強く抱きしめる

体が密着して、体温も鼓動も汗も緊張も、何もかもが伝わる

美琴(こうすれば心も伝わるかな)

儚い願いかもしれないが、美琴は真剣だった

無我夢中だった二人は、しばし体を動かすのを止める

聞こえるのは呼吸だけになった

上条「俺さ」

混じるのはたった一人だけの声

上条「俺さ、美琴がいないとダメなんだ」

一人だけしかいない、彼の声

上条「美琴が甘えてくれなきゃ寂しいし、美琴が笑ってくれなきゃつまんない」

美琴「私だって」

上条「・・・なんでこんなに好きなんだろうな」

美琴「わかんない・・・でも、好きなのは事実よ」

上条「・・・あぁ」

笑ってから、上条が体を動かし始める

ギシギシという音を聞きながら、美琴は考えていた

なんで?

妹達の件で助けてもらったからか

彼は美琴を一人の女の子として見てくれていたからか

ずっと一緒にいたからか





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