過去ログ - 上条「これからもよろしく、美琴」美琴「うん//」垣根「俺も俺も」心理「はいはい」
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663: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/02(土) 08:17:34.74 ID:QKDoGgDX0


一方「・・・」

美琴「・・・」

浜面「・・・」

垣根「・・・」

例えば、人間の不幸にはよく事故に巻き込まれるというものがある

小さな物から、ニュースになるような大規模な物まで

とにかく、そういう物に巻き込まれやすい人間というなは本当にいるのだ

大抵、彼等の仲間内ではそれは上条の役目である

上条が不幸に出会ったら呆れたように笑うのが、普段の彼等だ

だとすれば、普段の彼等は今のこの状況も笑うのだろう

四人は真っ暗になったエレベーターの中にいる

なぜ真っ暗かと言えば簡単な答えで、このエレベーターが故障しているから

故障したエレベーターなんてそもそも動くはずはないわけだ

つまり、このエレベーターに閉じ込められているということになる

垣根「なんで緊急用の電話まで繋がらないのか問い詰めたいよなぁ」

ガン、といらついたようにボタンを殴りながら垣根が言う

美琴「全くもって同感ね」

美琴も、声が震えている

緊急時に使えない緊急用とは一体なんなのだろうか

一方「こンな状況でキレても何にもならねェよ」

垣根「んなことは分かってるんだよ」

分かってると口では言いながら、やはり垣根はいらついたように足先をトントンと地面にぶつけては鳴らしている

浜面(このメンバー・・・恐すぎだろ)

そんな中、メンバーの中で唯一無能力者である浜面は肝が冷めるような思いをしていた

常日頃から麦野と一緒にいるから分かるのだが、LEVEL5というのはわりとぷっつんしやすい人間が多い




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