過去ログ - 上条「これからもよろしく、美琴」美琴「うん//」垣根「俺も俺も」心理「はいはい」
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889: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/07(土) 17:16:53.06 ID:3nLoeziw0
黒子「・・・おかしいですの、この時間ならこの辺りを走られているはずですのに・・・」

正午を回った時刻、風紀委員の仕事が午前で終わったため、黒子は削板のマラソンコースのあるポイントに来ていた

少々の時間の誤差だろうと思って待ってみたが、いつまで経っても待ち人来たらず

黒子(ま、まさか・・・何かあったのでしょうか・・・)

スキルアウトをボコボコにしちゃったり、車とぶつかって運転手が怪我をしたり、突然くしゃみをして周りの人を吹き飛ばしてしまったり

黒子(そうでしたら全力でその事実を揉み消しますの)

腹黒いことを考えながら、黒子は仕方なく歩きだした

近くの公園にもしかしたら寄っているかも、と立ち寄った瞬間だった


削板「おぉぉ!愛してる!俺のハートが揺れている!君の吐息で揺れている!」

そんな削板の声が聞こえてきた

黒子(な、何をされているのでしょうか・・・)

物陰から黒子が削板を見つめる

削板は黒子に気づいていない

それほど、その台詞を言うのに熱中しているのだろう

削板「違うなぁ・・・やっぱり、もっとストレートに!」

黒子(・・・?)

削板「世界で一番愛してる!・・・いや、なんか違うなぁ・・・」

黒子(・・・どなたかに、あの台詞を言われるのでしょうか)

どなた、というのはもちろん黒子だ

削板が黒子以外の女性にそんなことを言うわけがない

それは絶対だ、何しろ削板は浮気なんてするような男ではないから

黒子(ですが・・・珍しいですの、軍覇さんが愛してるなんて・・・)


削板「黒子!愛してる!」

黒子(・・・なんだか・・・照れてしまいますわね)

物陰から黒子が覗いているなんて、削板は夢にも思っていない

ずっと大きな声で、色々な台詞を試している





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