過去ログ - ほむら「私はあなたを、助けない」阿良々木「……」
1- 20
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/04/06(金) 23:28:47.06 ID:LK9HCvEh0


「ん?周りを飛び回ってるのは魔女じゃないのか、じゃと?
「ふん。あれは使い魔じゃ。部下というか手先みたいなものじゃよ。ほら、お前様が見てたアニメにも出てきておったじゃろ
「キメ顔の小娘ほど上等なものじゃないぞ。こやつらは意思も持たずにただ人間を襲うだけじゃからな
「……どうして儂らは平気なのか、という顔をしておるの。安心するがよい、これから説明する

「そもそも魔女は人間を襲い、呪い殺すだけの存在じゃ。何も生命全てを殺す訳ではない
「……奴等は人間に絶望しただけじゃからな

「これだけで分かったじゃろう

「そう、儂らは人間ではない。怪異じゃ

「すまぬ、失言じゃったな……お前様が気にすることではない。とにかく怪異は生命ではない。この世界そのもで、当然魔女の呪いの対象ではない

「――同属を殺すことはない

「いや、独り言じゃ。気にするでない

「怪異を襲う怪異など、儂ぐらいじゃよ。猫も、キメ顔の小娘も本能的に儂を襲ったわけじゃないじゃろう?

「だったら何で結界内に閉じ込められたのか、という説明もしておこう
「先も言ったように魔女は怪異を襲うことはない。基本的に人間を襲う。これはよいな
「しかし儂は完全に怪異ではないし、お前様も完全に人間ではない。特にお前様の血を吸う前では特に、じゃ
「もう想像がつくじゃろ。結界が展開されるまで、お前様は人間と判断されていたのじゃ

「怪異など大雑把なのじゃ。ほれ、いつぞやの蟹もそうじゃったろ



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
89Res/70.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice