過去ログ - ほむら「私はあなたを、助けない」阿良々木「……」
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58: ◆z4kkLFoqqU[saga]
2012/05/09(水) 23:36:26.35 ID:sxNn+qe70

「もう、ほむらちゃん……阿良々木さん達が困ってるよ? ほら忍ちゃんだって脅えて声も出せないんだから」

「あら、それは失敬。まどかが言うのならこれは仕舞うわ」

 ピンク髪の鹿目まどかに言われた暁美はあっさりと自分の非を認め拳銃を左腕に装備している盾のような物に収納する。
ていうか、忍は脅えてなんかいないだろうし、とても表情からはそう読み取れないだろうに。

「じゃあ、これくらいなら」

四次元ポケットようなその不思議な盾や、そもそも明らかにコスプレだろうという格好に突っ込みたくなってしまったが、僕は変わりに取り出された物に対し声を荒げる。

「なんで拳銃の代わりに爆弾を取り出してんだよ!」

「適当なことを言わないでくれるかしら? これはスタングレネードよ」

「髪を掻き分けて格好つけて言っても一緒だよ! 危険物には変わりねぇよ!」

 法律を遺脱してるんだよ。なんでそんなファンシーな格好してるのに重火器ばっかり持ってるんだ。

「わぁ、ほむらちゃんってやっぱり凄いや」

「それほどでもないわ」

「待て、これ以上ボケを増やすんじゃない」

 比較的まともそうな鹿目までそっちへ行ってしまったら僕はどうすればいいのだ。

「うーん、転校生。せめて麻酔銃ぐらいにしておいたら?」

「それとも思い切って機関銃とかな」

「え、なに? これって僕がおかしいの?」

 僕の悲痛な叫びを茶化すように窓際の二人が言う。

 マジで最近の中学生は重火器を携帯するのが普通なのか?それほどまでに治安が悪いのかここは。




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