過去ログ - ほむら「私はあなたを、助けない」阿良々木「……」
↓
1-
覧
板
20
63
:
◆z4kkLFoqqU
[saga]
2012/05/10(木) 01:58:17.98 ID:nf6wcWCo0
「お前様が気にすることではない」
一体、そのグリーフシードなるものがなんなのかを説明されるまえに忍が打ち切った。
暗に黙っていろということなのだろう。僕はそれ以上質問はしなかった。
「そして、貴様達も気にすることはない。グリーフシードのストックは十分に足りておるしの。自分達の縄張りに見知らぬ魔法少女が居れば警戒するのも、
グリーフシードを確保しようとするのも当然じゃしな」
「そう言ってもらえると助かるわ、忍ちゃん」
「気安く名前を呼ぶ出ないわ。敵対するつもりもないし、敵でもないが……味方でもないんじゃぞ」
単純に馴れ合うのを嫌う忍の気に触れたのだろう。とても幼女の出す声ではない。
魔法少女達は忍の言葉に警戒心を強めたのか、鹿目を除く四人がピクリと身体を震わす。
その反応に忍は少しだけ眉間に皺を寄せる。
「ゴメンね……近々とっても強い魔女が現れるから、皆気を張ってるんだ」
怪訝な反応を見せた忍に対して、バツの悪そうな笑みを浮かべながら鹿目が言った。
「強い魔女?」
黙っていようと思っていたが、どうも僕は律儀に反応してしまう人間らしい。
周りに気取られないように忍の肘が僕の脇腹を打ち抜いた。
こいつ……ミスド買ってやんねえぞ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
89Res/70.73 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - ほむら「私はあなたを、助けない」阿良々木「……」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1333721828/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice