132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:12:23.03 ID:ypdOa8j/0
  
 玄関で靴を脱ごうとしてハッとした。 
 隅に、泥だらけになった澪の上履きがあったのだ。 
 あのまま帰ったのか。 
 だから荷物を唯達が持ってきたんだな……。 
  
  
 リビングに行くと、澪がソファーで寝ていた。 
 澪を見ただけで胸が痛む。 
  
  
 澪ママ「りっちゃん、ちょっと」 
  
 ダイニングキッチンに通されると、テーブルには焼きたてのクッキーがあった。 
  
  
 澪ママ「今ちょうど焼けたところなのよ。一緒に食べましょ?」 
  
 律「ありがと! えっと……」 
  
 私は澪をチラと見た。 
  
 澪ママ「澪ちゃんはもう少し寝かせておきましょう」 
  
  
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