137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:17:17.72 ID:ypdOa8j/0
ある日。
母がお見舞いに来てくれた。
病院の方針で子供は面会に来られないため、
138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:17:44.70 ID:ypdOa8j/0
胸が締め付けらる。
ごめんね、澪ちゃん。
お母さん、早く元気にならなきゃね。
139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:18:18.98 ID:ypdOa8j/0
澪ママ「りっちゃん。私ね、その時に誓ったの。」
澪ママ「澪ちゃんの笑顔を守ろうって。」
140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:18:55.56 ID:ypdOa8j/0
澪ママ「澪ちゃんが初めて出来たお友達はりっちゃんだったわね」
澪ママ「それからよく遊びに来てくれて、私、本当に嬉しいの」
141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:19:30.28 ID:ypdOa8j/0
私は泣いた。
いろんな感情がごちゃまぜになって、涙は止まらなかった。
それを見ておばさんも泣きだした。
そしたら笑えてきて、二人で泣きながら笑った。
142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:19:59.44 ID:ypdOa8j/0
澪「律? え? ママ? なんで二人とも泣いてるの?」
後ろを振り返ると、澪が目を真ん丸くして立っていた。
143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:20:31.97 ID:ypdOa8j/0
それを見ていたおばさんも立ち上がって、澪を私ごと抱きしめた。
ちょっと痛いけど、すっごくあったかい。
144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:21:04.25 ID:ypdOa8j/0
澪ママ「じゃ、お夕飯の支度するから、ちょっと待っててね」
澪「うん。じゃあ私、律と部屋に居るね」
145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:22:07.55 ID:ypdOa8j/0
律「私、みんなに迷惑掛けたくないって、みんなに心配させたくないって思ってた。」
律「そんで澪を守るんだって、澪の幸せ見守るんだって思ってた。」
146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 11:22:41.97 ID:ypdOa8j/0
律「今日さ、泊まってってもいい?」
澪「うん、いいけど。あの、展開が早くて頭が追いつかないんだけど……」
173Res/88.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。