64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:24:46.12 ID:ypdOa8j/0
  
 澪「もう、律のこと諦めたよ。もう好きじゃない。気の迷いだったんだ。」 
  
 澪「身近な人を好きになっちゃうっていう、思春期特有のあれだったみたい。」 
  
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:25:42.43 ID:ypdOa8j/0
  
 律「本当は私、澪が好きなんだ。私と付き合ってよ」 
  
 澪「え? 本当?」 
  
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:26:25.19 ID:ypdOa8j/0
  
 律「……お前、なんで断らないんだよ」 
  
 澪「え?」 
  
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:27:21.48 ID:ypdOa8j/0
  
 学校 
  
  
 学校に到着したのは、一時限目が始まって少し経ってからだった。 
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:27:56.08 ID:ypdOa8j/0
  
 いちご「ねぇ、律はどこ?」 
  
 私に聞かれても困るんだけどな。 
  
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:29:06.25 ID:ypdOa8j/0
  
 結局、律が戻って来たのはチャイムが鳴って先生が入ってくるギリギリ前だった。 
  
 次の休み時間も、その次の休み時間も、お昼休みも、 
 休み時間は全てこの教室から出て行った。 
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:30:02.62 ID:ypdOa8j/0
  
 部活の時間 
  
  
 休もうかと思ったけど、唯に手を引かれてついつい音楽室まで来てしまった。 
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:31:12.41 ID:ypdOa8j/0
  
 その時だった。勢いよくドアが開かれたのは。 
 ドアに背を向けていたけれど、こんな乱暴に開けるのはアイツしかいない。 
 私はとっさに顔を伏せた。 
  
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:31:50.81 ID:ypdOa8j/0
  
 律が目の前の席に座った。けど、私は伏せた顔を上げられないでいた。 
 朝の言葉がフラッシュバックする。 
  
 律『彼氏ができるまで、私に近づくな』 
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:32:29.74 ID:ypdOa8j/0
  
 唯「りっちゃーん! 今日はちっとも私の所にきてくれないじゃない!」 
  
 唯「あなた、他のクラスの子と浮気してるんでしょ?」 
  
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