938: ◆72cuWZiGoBc/[sage]
2012/10/14(日) 00:53:44.69 ID:CqpQadLAO
P「いってきまーす」
朝。朝食を食べて、制服に着替えて、家を出る。
貴音さんとは自力で会う方法がわからないので、取り敢えず保留ということにした。
貴音「おはようございます」
そしたら門の前に居た。
響「たっ、貴音!?」
P「おはようございます貴音さん」
響「普通に返した!?」
朝からテンション高いな響。
俺は面喰らってるだけだよ。
P「…えっと、今朝はどうして?」
貴音「昨日は押しかけるような真似をして迷惑をお掛けてしまいましたので、学校までの道すがら、もう一度お話しが出来ないものかと…」
貴音さんは、響と同じ961女学院の制服を着ている。
その後方で存在感むき出しに停車しているのは、リムジンというヤツではなかろうか。
美希「ハニーが誘惑されてるっ!」
珍しく自分で家から出てきた美希が、俺と貴音を見るや誤解たっぷりの発言を。
貴音「おや、美希ではありませんか、おはようございます」
美希「おはよう! それでなんで貴音が朝からハニーの家に来てるの?」
貴音「それは私の方から訪ねたので……あぁ、なるほど」
少し何かを考えるような素振りをして、貴音さんはポンと手を叩いた。
貴音「いつも美希の話していた、将来を添い遂げたい御方とは…」
美希「──ダメっ、黙るの貴音! それ以上なにも言っちゃダメ!!」
貴音「申し訳ありません…」
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