過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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276: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/09/27(木) 01:50:05.89 ID:bYdJEpM8o
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ドラゴンの住処 夜

光球≪フワフワ・・・≫

継子「お父さん遅い・・・。」
緑竜「確かに遅いな。人間、どうなっている。」

女魔法「・・・よくわかんない。あまり気分はよくなさそう。」
条件図≪カリカリカリカリ・・・・・・≫

継子「お父さんの事離れててもわかるの?」

女魔法「魂がつながってるから、わかる。」

継子「へー・・・?」

緑竜「魂繋ぎの呪いだろう?人間にも条件確立が終わっていたとはそれなりに驚いた。」

女魔法「・・・このペンダントに籠められている魔法は初めて見た。」
女魔法「たぶんこれを作った人しかしらない魔法、だと思う。」

継子「それ作った人すごい人なんだね。」

緑竜「・・・・・・魂繋ぎの呪いを人間ごときが一人で条件を確立・・・?」

女魔法「おかしいの?」

緑竜「・・・・・・いや、別にな。不自然だとは、思うがな。」

継子「なんでー?」
ゴロン

緑竜「頭の上で寝っころがるんじゃない。・・・・・・人間は魂を感知しにくい種族のはずだ。」
緑竜「物質的な生命の根本特徴だ。特に人間は高次の物質組成をした複雑な動物。」
緑竜「魂を包む肉の膜が厚くなればなるほど魂という存在を感じる事が出来なくなる。そういう物だ。」

緑竜「だから、人間が魂を直接どうこうするという方法を編み出すのはものすごく難しい、と言える。」

女魔法「・・・ドラゴン達だって物質で出来てる。違いは?」

緑竜「寿命の差だ。長く生きれば生きるほど経験や知識などで不確かな物が分かるようになる。」
緑竜「私達は死なない種族。さらに転生する特殊な生態を持つ。魂を感じる事は他の奴達より長けているのだ。」
緑竜「他の理由もあるがな。」

継子「なに言ってるかぜんぜんわかんない。」
ゴロゴロゴロ

緑竜「落ちても知らんぞ羽人間。」

継子「落ちても飛べるもん。」

女魔法「あまり迷惑かけないようにね。」

継子「はーい。」
ゴロゴロ

緑竜「・・・・・・ふぅ。」

女魔法「出来た。」

緑竜「見せてみろ。」

継子「なに?」
ピョン!ブワァァ・・・

条件図≪・・・≫

継子「・・・・・・なに?」

緑竜「ふむ、まぁ、よいのではないか?耐用上限がかなり低くなってはいるが・・・」

女魔法「今回の魔法にはそこまで必要無いから出来るだけ削った。」

緑竜「まぁそうだな。」


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