過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/04/08(日) 20:05:33.60 ID:mswJ342zo
赤竜「うーむ。水につかるのは久しぶりだった気がする。」
ズガズガズガズガ
青竜「なんで滝つぼに居るのよ・・・。」
ドタドタドタドタ
白龍「酔いは覚めたか?」
赤竜「儂は酔っとらんぞ。あー」
口≪ガボガボガボ≫
青竜「他にいきなり噛みつく奴が素面だと思いたくないわ・・・。」
白龍「確かに。まだ酔っている時だけの方がありがたい。」
黒竜「・・・そうだ!酒を造ろう!人間、酒の造り方を教えてくれ!」
勇者「い、いきなりだな。」
黒竜「酒が無かった間ずっと自分で作れればと思っていてな!ちょうどいいどうせまた壊してしまうのだろうから今のうちに教えてくれ!」
女僧侶「お、お酒ですか・・・。いろんな方法がありますけど、ここでは・・・・・・。」
黒竜「まずは材料を教えてくれ!」
勇者「・・・大概は、芋や麦、果物などから作る。後は水と酒麹か。」
白龍「ふむ、だとしたらここでは作る事が出来ないな。」
黒竜「確かにそうだ・・・。ここにあるのは竜の木とよくわからん草だけ。代わりになりそうな物が無いな・・・。」
青竜「葉っぱでやってみたら?」
黒竜「恐らく酒は微生物が分解するための飯が必要なのだろう。竜の木の葉は腐らない。微生物では分解出来ないのだ。」
青竜「ふーん。」
女僧侶「あ、でしたら、つけ込んでみてはいかがですか?」
黒竜「つけ込む?」
女僧侶「お酒を造るとは違うのですが・・・お酒に木の実などをつけ込んで味を変える方法が有るのですよ。」
白龍「ふむ。なるほど、今あるこの酒を別の物に変えるというわけかな。」
黒竜「なるほど面白そうだ!という事は別の器が必要になるな、どうするか・・・。よし!もう一つフラスコを作ろう!おーい茶よ!」
ドカドカドカ
赤竜「げふっ!それで儂はなんで呼ばれたんじゃい。」
青竜「あんたが人間を連れてきたんでしょ。責任もって返してきなさい。」
赤竜「何!外に出ていいのか!」
青竜「すぐ戻ってくるに決まってるでしょ!」
勇者「あ、それなんだが、少しの間此処に居てもいいだろうか。」
白龍「別にここは誰のものでもない。好きに居るといい。」
青竜「でも人間の食べ物はここにはないわよ?」
女僧侶「一応自分たちの食糧は有るので大丈夫です。ありがとうございます。」
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