過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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311: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/09/27(木) 02:11:16.04 ID:bYdJEpM8o
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馬車

女僧侶「・・・なんでこんなにも泥だらけになっているんですか?」

勇者「・・・すまない。」

女僧侶「い、いえ、別にかまいませんけど・・・。水源には当分つけないんですよね?」

勇者「あぁ、川は魔王の指定した地点よりも向こうだから、最低でも1日後になる。」

女僧侶「そうですか・・・。また汚す予定はおありですか?」

勇者「・・・出来るだけ汚さない様にはするが、また汚れると思う。」

女僧侶「そうですか・・・。仕方が有りませんね、努力します。お着替えになって下さい。」

勇者「わかった。」
ザッザッザッ・・・
勇者(属性剣の練習もしなければ・・・目標は空中制動との併用だ。)
勇者(茶色の石の扱いも練習しなければ、スムーズに大量の物質を出せるように・・・。)

馬車≪ガタッ≫

女戦士「よう、地面に盛大に激突してたな。」

勇者「・・・見てたか。」

女戦士「そりゃぁでかい音してたし。首から落ちて骨折ったりするなよ。」

勇者「努力はする・・・。」

女戦士「で、話ときたい事が有るんだけど。」

勇者「なんだ?」

女戦士「あたしの屠龍乃技あるじゃん?あれさ、煮詰めてみたんだけど・・・」

勇者「あぁ。」

女戦士「・・・どうしても発動に時間かかる。深呼吸一回分の時間が無いとできない。」

勇者「・・・そうか。そして範囲は極小なんだな。」

女戦士「あぁ。ほぼ剣の幅そのままだ。つまり敵の目の前で私はかなりの間無防備になっちまう。」

勇者「・・・やはりもっと攻撃力が必要か。俺に目を引き付ける程度の威力が・・・。」

女戦士「なんとかしてくれるってお前が言ったから、何とかしてもらうからな。」

勇者「あぁ、約束だからな。守るさ。」

女戦士「・・・ん、それだけ。私に手伝えることがあったら呼んでくれ。今度は私が手伝う。」

勇者「あぁ、わかった。」

女戦士「素振りしてくる。なんかあったら呼べよ。」
ザシャ!

ザッザッザッ・・・

勇者「・・・。」
勇者(敵の目の前での一呼吸はかなりの隙だ。俺が何とかできなければ戦士もそのままやられてしまうだろう。)

勇者(何か一つくらい、高威力の何かが欲しい所だ。)


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