過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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321: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/09/27(木) 02:17:04.94 ID:bYdJEpM8o
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夜明け前

ガチャン!
女戦士「さ、行っていいぞ。」

馬1「ブルルル・・・」
馬2「・・・。」

女魔法「・・・じゃぁね。」
女僧侶「今までありがとうございました。」

勇者「・・・では出発する。かなり暗いから気をつけろ。」

女僧侶「分かりました。」
女魔法「・・・。」
女戦士「馬車はどうするんだ?」

勇者「ここに置いていく。この位置なら回収もしやすいだろう。」
女戦士「ん。じゃ、行こうか。」

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夜明け 洋館外門前


鉄門≪・・・≫

勇者「随分と、古い建物だな。」

女戦士「お化け屋敷みてぇだな。」

女僧侶「・・・この門はどうしますか?」

勇者「・・・」
グィ
鉄門≪ギィィィ・・・≫

勇者「鍵は開いている。・・・この辺りに食糧を下しておこう。」

女戦士「りょーかい。」

ドサドサッ

勇者「・・・扉に向かうぞ。」

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洋館扉前


大扉≪・・・≫

女戦士「・・・ノックでもするか?」

女僧侶「こんな時に冗談はやめて下さい。」

勇者「・・・」
ググッ

扉≪・・・ガコン! ゴゴゴゴゴ・・・≫

扉≪ズズゥゥゥン・・・・・・≫

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洋館内

家政婦「・・・」

勇者「・・・。」
女戦士「・・・。」
女僧侶「ひ、人?」
女魔法「・・・。」

家政婦「・・・ようこそおいで下さいました。神の尖兵御一行様。」
家政婦「わたくし、この家の主人により作られた土人形で、ございます。この度は案内役を仰せつかりました。」

家政婦「どうぞよしなに。」
ペコリ


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