過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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397: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/11/26(月) 23:37:20.97 ID:yC1A4571o
ブクブクブク・・・
238「それはだねぇ・・・!」

黒球「おおう、これは驚いた。魂さえ再生対象なのか。」

238「これは僕が勝手にやった行動だからさ!! 神の知識をある程度は理解したからね! 君の位置も知っていたって事だね!!」

勇者「フミヤ、お前・・・」

238「今日は退かせてもらうよ! 幾らなんでも無計画過ぎたようだ! 勇者サマ!!」

勇者「な、なんだ?」

238「近々また会う事になるんじゃないかなぁ! その時は敵か味方が知らないけどね!!」
238「いや!間違いなく敵かな!アハハハハハハハ!!」

バシュン!

黒球「・・・うーむ放っておくと研究所を荒らしそうだ。白団子の意図に乗るのは癪だが・・・」
黒球「仕方がない。そろそろ決着という物を付ける時なのかな。」


黒球「人間。」

勇者「・・・なんだ。」

黒球「交換条件を出そう。目的を叶えたいのならば私の言う事を一つ聞け。」

勇者「・・・神に挑め、と?」

黒球「あいつと直接競うのは私だ。今の奴も含めあいつが用意している周りの戦力の排除をしろ。」

勇者「・・・勝てるかどうかわからん。今の・・・フミヤを殺す方法も思いつか」
黒球「報酬は先払いだ。」

勇者「・・・」

黒球「特異点の先導者、作られた特異点、特異点の中でもさらにさらに歪なお前は大きい戦力になるだろう。」
黒球「ま、嫌ならいいがな。」

勇者「・・・さっきから散々言っている作られただとか先導者だとか、一体俺の何を知っているんだ。」

黒球「お前はトクベツだと言う事だ。特異点、逸脱、または突出し、基準から逸れているモノ。」
黒球「この世界には様々なモノがあり、その数だけ特異点は存在する。要は例外、と言う事だ。」

黒球「お前は意図的に作られたニンゲンの例外、しかしそれだけではない。」

黒球「お前はその他の特異点と引き合う特性を特に持っている。運命だとか才能だとか・・・お前の生き方か、」
黒球「何が原因かは知らんがお前の周りには特異点が多い。」

黒球「お前自身がそもそもが神の尖兵から離脱した特異点でもある。歴史上初だな。」
黒球「又、私の土人形も、作られたモノとしては自我の発生は初だろう。」
黒球「お前の仲間、剣使いと魔法使いも、人間の中での例外。もう一人はよくわからんが・・・」
黒球「お前の顔見知りだったさっきの奴も、実験動物の例外だ。0%の成功確率から成功した運の悪い奴だ。」

勇者「・・・たまたまじゃないのか。」

黒球「タマタマ、歴代の神の尖兵が全てそういった特性を持っていた、と?」

勇者「歴代?」

黒球「そう、前のも全員が全員そういった特異点を集める特異点だった。」
黒球「私がお前の魂と接続してからはそもそもが他者と触れ合えない状況に陥ったため、この特性は抑えられていたがな。」

勇者「歴代の勇者全てが・・・。」

黒球「歴代の、という言い方はおかしい。全てお前なのだから。」

勇者「全て俺? どういうことだ?」


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