過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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405: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/11/26(月) 23:42:38.73 ID:yC1A4571o

女僧侶「近くには居るけど、傍には居ない、というか・・・」
女戦士「アイツは勇者の杖になろうとしてる。杖は、何も考えない。」

女戦士「ただ使われるだけだ。腕輪を外してるのは、その意志の表れだ。多分な。」

青髪「物から人になったのに、又、物に戻ろうとしてるなんて、不思議な事をしていますね。」

女僧侶「・・・それが、人の証、なのでしょうか。」

青髪「はい、設定完了。もう一度立ってみて下さいな。」

ヒトミ「はーい。」


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広間


女魔法「・・・はい、こっち向いて。」

勇者「・・・。」
くるり

商人「・・・。」
商人「・・・。」

女魔法「どちらが前から居た商人でショー。」
パチパチパチ

勇者「・・・」
勇者(・・・・・・一体何をさせられているんだ俺は。)

女魔法「5秒以内に答えて。ごー、よーん・・・」

勇者「・・・右。」

女魔法「当たり〜。」
ぱちぱちぱち

偽商人「すごいですねー。」
ぱちぱちぱち

女商人「あ、あの、これは一体何を・・・。」

女魔法「商人当てゲーム。理由はなんとなく。」

女商人「は、はぁ・・・。」

勇者「・・・。」
勇者(気を使っているのだろうか。)

女魔法「下いこ。ヒトミがいる。」

偽商人「わかりました。」

女商人「勇者さま、支えます。」

勇者「あぁ、ありがとう。」

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階段

コツ コツ コツ

勇者「・・・そうか、記憶が曖昧なのか。」

女魔法「うん。魂には本来記憶の保持機能は無いらしい。けど鏡みたいな性質は有って・・・」
女魔法「生きてる間に魂を保存したから記憶も疑似的に保存できてたみたい。」

勇者「そうか・・・。」

女商人「・・・あくまで疑似的でしたから、ある程度の再現は出来たものの、経験の部分はほぼ欠落しているようです。」
女商人「自分の人生が綴られた年表を、覚えただけの様、といっていました・・・。」

勇者「・・・人格的な問題は?」

女魔法「特にないと思う。前より、仲良くしてくれてる。」


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